1多くの人が痩せたい理由は異性の目を気にするから「いまより10キロ痩せていたらモテるだろうしファッションも決まってお洒落を楽しめるだろうな・・・」そう思うけれど、つい食欲に負けて食べてしまうのが私たちです。しかし、ぽっちゃりしているとキャラクター的な扱いを受けたり下に見られたり、恋愛対象としてみられないことも多々あるので自信喪失、ストレスで余計に食べてしまいます。鏡を見てまたガッカリ、見た目が変わったらきっと今よりもモテるし自信がつき自分をもっと好きになりより良い人生が切り開けます。今回は10キロ痩せる方法についてまとめます。
10キロ痩せるとどこが変わる
もともとスリムさんが3キロ痩せたら見た目は大きく変わりますが、ぽっちゃりさんが3キロ痩せても正直誰も気づいてくれません。周りがあっと驚くくらいスリムになったほうがダイエットのし甲斐があるというもの、今回は10キロの減量を目指しましょう。
どれくらいの期間をかけるべきか
極端な食事制限をすれば1か月で10キロ痩せることは可能ですが、体を壊すのでおすすめできません。本当は1年くらいかけてゆっくりと減量したほうがリバウンドしにくいのですが、手ごたえを感じないと楽しくありません。だから私は半年かけて10キロの減量をおすすめします。具体的なプランは下記です。
- 1か月目→3キロの減量
- 2か月目→2キロの減量
- 3か月目→2キロの減量
- 4か月目→2キロの減量
- 5か月目→1キロの減量
- 6ヶ月目→調整期間
はじめの1か月はちょっと食事制限や運動をしただけで面白いくらい体重が落ちます。その勢いで2か月目に突入、はじめは体重計に乗るのが楽しみになるくらい減量しますが、5キロ減量できるかな?!というあたりから停滞期に突入します。3か月目からは辛いし我慢の連続ですが、楽しみながらダイエットを行うことで諦めずに続けられます。方法は後ほどご紹介します。
どの部分が変わる?!
洋服が2サイズくらいダウンするのはもちろん、各部位も大幅にサイズダウンします。
- ウエスト→-9㎝~-13㎝
- 顔→ひと回り小さくなる
- 太もも→-4㎝~-13㎝
- お尻→-8㎝~-13㎝
- 二の腕→-4㎝前後
一番変わるのはウエストです。鏡で正面からはもちろん横から自分のお腹を見ると明らかにへこんでいることがわかります。また、顔の大きさも明らかに違うので「痩せたね」と言われるのは顔つきが変わるタイミングです。太ももや二の腕ももちろんスリムになっていきますよ。30%台の体脂肪も-8%くらい、20%台に減るので身体も軽く感じるはずです。10キロ以上痩せた方の画像で見た目を確認してみましょう。
この方は全体的にスリムになりましたが明らかに腰回りと太ももが細くなっています。左の写真と右の写真では完全に別人レベルですね!特に腰回りが補足なったので、全体的にバランスが良い感じになりました。
この方の場合、二の腕はあまり細くならなかったようですが、バランスが取れてるので違和感は感じません。人によって痩せやすい部位の差は多少あります。
この方もウエストが細くなっていますね。あばら骨まで見えています。beforeではビキニから小パイが出ていましたがafterでは脇から二の腕あたりがすっきりとしました。水着だと一目瞭然です。太ももにも筋が入っています。
この方も若返った感じがし、ドレスで自撮りをしているところから自信に満ちている感じがわかります。
見た目が変われば自信がつく
10キロものダイエットが本当に可能かというと、アスリートやもともとスリム体型な方でない限り可能です。アスリートは常に運動しその体重をキープしているので、そこから10キロ痩せようと思うとかなり難しい、またもともと体脂肪が少ないスリムさんや万年ダイエッターなスリムさんが10キロ痩せたいという場合はおすすめしません。こういった方々が今の体重よりさらに10キロ減らすとなると体に支障をきたします。また短期間で無理に食事制限をして痩せる方法はリバウンドの原因になるのでやめるべきです。
しかし、ぽっちゃり体型にコンプレックスを持ち「大幅に痩せるぞ」と思っている一般の方なら数か月あれば容易に10キロ落とし見た目を変えることができます。はじめから無理と思わずスリムになって今よりも楽しい毎日を過ごす自分を想像しながら実践してみてください。
ショックを受けるとやる気が出る
「え~半年で10キロ痩せるなんて簡単に言わないで」と思うかもしれないけれど、見た目が変わったときの周りの反応と態度の変化は気持ちいいくらい凄い、挑戦する価値は大いにありますよ。しかしながら(私もそうでししたが)これまでダイエットに幾度となく失敗してきた方はやる気が起こりませんよね。そこで、重い腰を上げるための方法をご紹介します。
- ショップで着たい服をサイズを見ずに試着する
- 友だちに現状をはっきりと言ってもらう
ショップで着たい服を試着する
体型は考慮せず気に入った洋服を手に取って試着してみて店員さんの反応を観察してください。「誇りをもって売っている洋服をそんな着方してほしくない」「正直似合わないから」そんな気持ちが表情や言葉の接続詞に現れているはずです。「大きいサイズをご用意しましょうか?!」「ほかの素材のほうがいいのでは」など、買ってほしいほずなのにお世辞すら言われないとショックですよね。
友だちに現状をはっきりと言ってもらう
これは私自信が奮起してダイエットに成功した方法、周りが自分の体型をどう思っているかを知るのはショックですが、現状を知るには最適です。いちど親友に「ダイエットをしたいからはっきりと言って」と頼み正直な意見を聞いてください。
成功させるために押さえるべきこと
- 画像に撮って残す
- 自分ルールを作る
- 自分ノートを作る
- 記録する
- 毎日鏡をみて体型をチェックする
- 息抜きをする
画像に撮って残す
ダイエット初日に写真を撮って、その後は半月ごとに撮影します。1枚目の画像は屈辱的な体型で悲しくなるけれど、画像に残すことで自分の頑張りが見えてそれが励みになる、特に停滞期は心の支えになるはずです。できれば印刷して次の項目でご説明する自分ノートに貼っていくことをおすすめします。
自分ルールを作る
自分で決めたルールは今後の体重管理の軸になります。具体例を挙げます。
- コンビニへ行かない
- 21時以降は食べない
- お酒やお菓子を断つ
おにぎりだけ買うつもりでコンビニへ入ったのに、ジュースやアイスまで手に取ってしまいますよね。便利な場所ではあるけれど、誘惑の多い場所なのでこの機会にコンビニに入ることをやめてもいいかもしれません。また、後ほど詳しくご説明しますが、ダイエットにおいて食事をとるタイミングは大切、21時以降食べないというルールを守ると成果は確実にあらわれます。お酒やお菓子も糖質が高いものが多いのでひかえたほうがよいです。紙に書いて見えるところに貼るのが効果的ですが、誰かに見られて恥ずかしいと思うなら画像にしてスマートフォンの待ち受けにすると良いでしょう。ルールは目に入り常に意識できるようにしなくては効き目がありません。
自分ノートを作る
ダイエットで重要となってくるのは食事の管理と自分の管理です。どのような物でもいいので「自分ノート」を作ります。ノートの1ページ目に目標【目標は半年で10キロ痩せる】と明記します。ノートの中身はダイエット関連のことなら何でも書きます。食べたもの・グラフ・飲み会があったこと・辛い思いなど、他にも女性の場合、10キロ減ったら着たい服の切り抜きを貼ると気持ちが上がります。
記録する
自分ノートに体重や食べたものを記録しましょう。自分が食べたものを把握することで「食べすぎたかな」「野菜が少ないかな」などその後の食事の調節ができるので記録は大事です。
毎日鏡を見て体型をチェックする
ぽっちゃりしていると鏡やショーウインドーに写る自分を避けて通っていたかもしれませんが、日々の変化を知るためにも鏡を見なくてはなりません。痩せ始めていちばんに変わってくるのがお腹まわり、ウエストを手で触ってみると明らかな手ごたえを感じやる気がわきます。
息抜きをする
ダイエットには息抜きが必要です。趣味を楽しんだりお風呂に入って浴槽にゆっくりと浸かったり、ときにはエステの体験を受けてみたりするのも楽しいですよ。温かいお湯に浸かるのはもちろんですが、好きなことをしてストレスを発散させると自律神経のバランスが整うので血行促進につながります。
具体的に何を食べる?!
ダイエットにおいていちばん大切なのは食事の管理です。
まずは食事をするうえでのポイントを挙げます。
- 食事に集中する
- パンやいも類は最後に食べる
- 「蒸す」「焼く」が基本
よく噛んで食べるのは基本、またテレビを観ながらや仕事をしながらではなく食事に集中し満腹中枢を働かせることも大事です。食べ順ダイエットが流行し多くの方が実践していると思いますが、お米やいも類など血糖値が上昇するものは最後に食べるようにしましょう。さらに、てんぷらや唐揚げなど衣がついた食品は美味しいけれど、蒸したり焼いたりした食品を選ぶようにしましょう。
朝食はガッツリでOK
これから1日、頭と身体を使うので朝食から食べる量やカロリーを気にする必要はありません。朝食は体温を上昇させ1日の始まりを脳に知らせるために必ずとりましょう。味噌汁や野菜スープを前日の夕食時に多めに作っておいて朝食に飲むことをおすすめします。また、納豆などの大豆食品や蒸し野菜もおすすめです。夕食はお米やパンをひかえるべきですが脳を起こすために糖質は必要不可欠なので気にせず食べるようにしましょう。お米かパンどちがいいかというと「お米」です。どちらもカロリー的には変わらないけれどお米の原材料はお米そのもの、しかしパンは小麦粉やバターを使用するためどうしても脂質や糖質が高くなります。どうしてもパンが食べたいときはフランスパンなどの噛みごたえがあるものを選びましょう(よく噛むから満腹中枢を刺激する)。ちなみに、市販されている野菜ジュースの多くはただの砂糖水、飲み物は水か低脂肪乳をおすすめします。
昼食は和食を中心に
日が高く眠るまで時間があるので基本的に何を食べても問題ありませんが、10キロ痩せたいなら心を鬼にして麺類やカレーなどを避けて和食にしましょう。また天ぷらなどのように衣が付いたものも避け、煮たもの・焼いたもの・蒸したものを選びます。
夕食のお米をこれまでの1/3にする
- お米は普段の1/3以下に
- 21時以降は食べ物を口にしない
はじめの1か月目からいきなり食事を減らすとストレスになるので、はじめに挙げた食事の基本を守りつつ糖質をこれまでの1/3に減らします。残業などで夕食が遅くなることが予想される場合は職場で夕飯を済ませます。10キロ痩せるにはとにかく21時以降に水以外の物を口にしてはいけません。
運動は何をすればいい?!
運動によるカロリーの消費は思っている以上に少ないので運動は意味ないと考える方もいますが、それ以外に大きな役割を担っていることを知らなくてはなりません。特にふくらはぎの筋肉は重要なポンプ役、筋肉を動かすことによって血行を促進させ自律神経を整えるのです。身体に負担をかけない程度の運動をしましょう。
歩く
ジムなどでガンガン走っている方を見かけますが、これはダイエット目的で走っておられるわけではありません。ダイエットにおいて必要なのはガンガン走って筋肉をつけることではなく血液のめぐりを良くして新陳代謝を促すこと、理にかなった運動は【歩くこと】お金がかからないし健康ならば誰でもできますよね。さらに、通勤や仕事中でもできることなので特別に時間を設ける必要はありません。ポイントを挙げます。
- 運動靴で
- 息が上がるくらいのは速歩き
- 継続させる
仕事でパンプスや革靴を履かなくてはならない場合は職場に靴や着替えを準備しておいて、通勤は膝に負担をかけない運動靴にします。いきなり長距離歩くと膝を痛めるので、はじめは普段より遠回りする程度、慣れてきたら1駅前で下車し歩きます。ただ歩くだけでなく姿勢を正し腕を振って息が上がるくらいの速歩きをこころがけましょう。身体はたくさんの回路でつながっていて継続させることでその行為をしていないときも働くようになります。つまり、歩く習慣をつけて血行を促進させ脂肪を燃焼しやすい回路を敏感にさせておくことで歩けない日もその回路を働かせていることになります。とにかく継続させることが大事です。
水泳もおすすめ
特別泳げなくても水中を歩くだけでいい運動になるしぽっちゃりさんの膝や腰などに負担をかけないのでおすすめです。ただ、プールへ行こうと思うと会費が発生したり準備が必要だったりするので、歩くだけでは足りないと感じた場合にはじめてみてはいかがでしょう。基本は歩くだけで十分です。
むなしくなったときは・・・
ダイエットをしていて無性にむなしくなるときがありますよね。そんな時は良いことを考えましょう。
スリムになった自分を想像する
特に停滞期などダイエットがむなしくなるときがあります。そんなときはスリムになったらしたいことを自分ノートに書いたりダイエットしはじめたころの画像を見たりすると元気になれます。
未来のパートナーと何をするか妄想する
妄想は最強、何を考えても犯罪にはなりません。未来のパートナーとしたいことを存分に妄想するだけでダイエットの励みになります。
1日だけご褒美デーを作る
停滞期に悩んだりどうしても仕事の会食が入ったりした場合はその日をご褒美デーにします。これをチートデーというのですが、時どき「脳に食糧を与えていないわけではない」とアピールすることでダイエットが上手くいくことが研究で判明しています。ただし、このご褒美デーはしょっちゅう作るものではありません。その日はめいっぱい食べてもいいけれど、次の日からもとのダイエット生活に戻すようにしましょう。ご褒美デーを設けた次の日は胃腸がとても疲れています。消化のよい食べ物を選ぶようにしましょう。
10キロ痩せるのは簡単なことではありませんが、これまでぽっちゃり街道を歩いてきた人にとって良い転機になるはずです。やってよかったと必ず思えるので、この記事を読んだ機会に挑戦してみてください。